[JLCS-News:00386] 配向エレクトロニクスフォーラムワークショップ(ネマチックの電気伝導)のご案内

From: 石川 謙
6 Feb 2007 10:40:56 +0900
分子配向エレクトロニクスフォーラム ワークショップ
「ネマチック液晶相の電気伝導」
液晶における電気伝導の研究は初期のネマチック相におけるイオン伝導の研究から、ディスコチック相やスメクチック相における電子伝導の研究へと展開してきました。しかし、最近になって、ネマチック相において電子伝導が観察される事例が報告されはじめています。本ワークショップではネマチック相に焦点を絞り、電子伝導の可能性、応用展望などを討議いたします。
話題提供者(予定:タイトルは仮題)
舟橋 正浩(産総研) ネマチック相における電子伝導の研究
内藤 裕義(阪府大) 内藤研におけるネマチックの電気伝導研究
後藤 正直(東工大) ネマチック相における電子伝導のシミュレーション
※上記以外に話題提供をして下さる方を募集します。
ワークショップ日時
3月下旬(参加希望者間での相談により応用物理学会春季大会の前後に実施)
場 所 東京工業大学大岡山キャンパス(予定)
参加費 会員一般  2000円程度
    会員学生    無料
    非会員   4000円程度
    学生非会員 1000円程度
(話題提供される方は無料)
参加希望、もしくは興味をお持ちの方は石川(iken@op.titech.ac.jp)までご連絡下さい。ご連絡は随時受け付けますが、遅くなりますと、日時等が定まってしまう可能性があることにご注意下さい。
なお、ワークショップの開催趣旨につきましては下記をご覧下さい。
配向エレクトロニクスワークショップ趣旨
 分子配向エレクトロニクスフォーラムは、「発展の著しい有機半導体と液晶科学の境界領域を積極的に開拓し、液晶研究の裾野と応用分野を大きく拡張すること」を目的として、液晶学会の6番目のフォーラムとして2年ほど前に発足いたしました。そして、発足以来、毎年2回の講演会を通して、この境界領域に興味をお持ちの方々に情報を提供してまいりました。フォーラム活動も3年目に入り、今年は相互のより深い情報交換を通して新たな研究の展開がもたらされる場を目指したワークショップを開催することにいたしました。
 ワークショップの形態は講演会のような一方通行の物ではなく、相互に情報の交換が行われる形態を考えています。このために、一つの中心課題に対して、一人か二人の方に、その課題について、たっぷりとお話し頂き、その後で関連する話題提供を何人かの方に頂きながら、参加者間で議論や情報交換を行いたく考えています。可能な限り、失敗や上手くいっていない事柄についても情報交換を行いたく考えています。このため、要旨集などの後に残る物は一切準備いたしません。また、紳士・淑女協定とはなりますが、ワークショップでの知見から情報を提供された方に無断で利益を得るような行為を行わないように強くお願いいたします。

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発信者: 石川 謙