[JLCS-News:00198] 機能性高分子フォーラム 『光機能性有機材料とデバイス』 (3/12) のご案内
From: 田中聡美
Mon, 9 Feb 2004 18:23:20 +0900
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●●●機能性高分子フォーラムのご案内●●●
『光機能性有機材料とデバイス』をテーマに、上記フォーラムを開催します。
本フォーラムでは、光機能性有機材料の通信デバイスへの応用として
『カーボンナノチューブを用いたデバイス』を、また、表示デバイスへの
応用として『液晶ディスプレイ』を取り上げ、その現状と展開について
ご講演頂く予定です。
通信・表示デバイスに興味を持つ方から、光機能性有機材料に興味を
持つ方まで、幅広い分野からの参加を歓迎します。
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「カーボンナノチューブを用いた光通信用非線形光学材料とその応用」
(独)産業技術総合研究所 光技術研究部門 榊原陽一
次世代の光ファイバー通信における非線形光学効果を利用した光デバイス
の実現に向けて、光通信波長領域で可飽和吸収効果という非線形光学効果を
示す材料の開発が活発である。最近、講演者らによって、半導体性のカーボン
ナノチューブが光通信波長帯を含む近赤外域で優れた可飽和吸収特性を示す
ことが明らかになった。本講演では、カーボンナノチューブの可飽和吸収特性、
それを活用するためのポリマー分散材料の開発状況、フェムト秒モードロック
ファイバーレーザーへの応用、光増幅器の雑音光低減フィルター素子への応用
などについて紹介する。
「液晶ディスプレイの現状と液晶材料のELへの応用」
メルク株式会社 ○鈴木成嘉、苗村省平
液晶ディスプレイは、薄型・軽量・低消費電力という特徴を活かし、モニター
をはじめ携帯電話、車載用ディスプレイ、大型TVと広範に用いられている。
これらの応用においては、液晶の動作の仕方、デバイスの構造、ならびに適した
液晶材料もそれぞれ異なっている。各応用における液晶モードの特徴とそれに
対応した液晶材料の発展と現状について、特に液晶ディスプレイの大型化を可能
にした広視野角技術を中心に述べる。
また、液晶ディスプレイと他の表示素子の特徴比較を行い、主に有機ELとの
比較について述べる。さらに液晶材料をEL素子に応用した研究について紹介する。
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日 時:平成16年3月12日(金)13時30分~
場 所:神奈川県産業技術総合研究所 2階 カンファレンス・ルーム
(神奈川県海老名市下今泉705-1)
テーマ:『光機能性有機材料とデバイス』
参加費:無料
13:30-15:00 講演 榊原陽一 (独)産業技術総合研究所、光技術研究部門
『カーボンナノチューブを用いた光通信用非線形光学材料とその応用』
15:00-15:10 --- 休憩 ---
15:10-15:30 当所の研究紹介 神奈川県産業技術総合研究所 田中、加藤
『振動分光法を用いた光機能性有機材料の評価』
15:30-17:00 講演 ○鈴木成嘉、苗村省平 メルク株式会社
『液晶ディスプレイの現状と液晶材料のELへの応用』
参加を希望される方は、以下のアドレスに、下記のフォーマットで御送信願います。
連絡先:神奈川県産業技術総合研究所、化学技術部、田中聡美
satomi@kanagawa-iri.go.jp
当研究所のホームページ http://www.kanagawa-iri.go.jp に地図があります。
海老名駅(相模鉄道、小田急、JR相模線)から徒歩15~20分程です。
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『機能性高分子フォーラム』に参加します
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