日本液晶学会 1stアナウンスメント
日本液晶学会 今秋発足
1997年9月「日本液晶学会」が発足します.21世紀に向けてさらに大きく発展しようとする日本の液晶研究と液晶産業の交流拠点として、また2000年の「国際液晶会議」開催をはじめとする国際液晶コミュニティーへの窓口として、産官学の多方面から設立が望まれていた「日本液晶学会」の誕生です.
「日本液晶学会」は、液晶に関する学術理論から産業面・社会生活面での応用に至る、あらゆる分野の専門家の学際的研究交流を通じて、その学術・応用研究および実用化の一層の発展をはかることを目的とします.
液晶研究の広いスペクトルをカバーする各種講演会の主催、質・量ともに豊かな学会誌の発行、電子メディアを核とする real time, international な情報交換を通し、「日本液晶学会」は21世紀型の新しい学会活動を展開します.
すべての液晶研究者の皆様のふるってのご参加をお待ちしています.
事業内容
現在予定している事業内容は以下の通りです.
1.年会の主催
来年から液晶討論会は日本液晶学会討論会としてさらにパワーアップします.
2.シンポジウム,サマースクール,テーマ講演会の開催
学会主催による総合講演会はじめ、若手研究者を対象としたサマースクール、各研究フォーラムが運営するテーマ講演会まで、数多くの企画を用意しています.
3.研究フォーラム
液晶の幅広い研究分野をカバーする様々な研究フォーラムを開設するとともに、相互の交流をはかって、学際的研究の交流拠点とします.
4.学会誌の発行ならびに図書などの出版
学会誌は季刊で発行し、国内外の一線の研究者による解説や総説など豊富な最新情報を掲載します.創刊号は今秋発行の予定です.その他、各種講演会をまとめた図書や、サマースクール用のテキスト発行などを計画しています.
データベース化してWWW等にアップすることにより、いつでも何処からでも検索できるようにし、情報公開の効率化を図ります.
6.インターネットを用いた情報検索
上記のデータベースにどまらず、WWWで講演スケージュールなどの情報を得たり、海外の研究所のWWWサイトにリンクして情報を得ることができます.またメイリングリストの利用により、学会員相互の親密な情報交換が可能になります.
7.国際液晶会議(ILCC2000)ならびに液晶関連会議の主催,共催,協賛,後援,その他の液晶研究を促進する各種事業の展開
このほかにも皆様のニーズに合わせた企画を考えていきます.皆様の企画への積極的な参加を歓迎します.
会員構成
日本液晶学会は、以下に示す正会員と学生会員、および賛助会員で構成されます.
正会員 | 所定の手続きを経て当該年度の規定年会費を納入した個人です.学会の運営に関して全ての権利を有します. |
学生会員 | 所定の手続きを経て当該年度の規定年会費を納入した個人で、納入時点で学生の方が対象です.選挙権・被選挙権を除いて学会の運営に関して全ての権利を有します. |
賛助会員 | 学会の主旨に賛同し、その運営の賛助のため規定額以上の賛助金を納入した個人・法人・団体をさします. |
会員になると
本年9月の学会設立時に、設立会員として登録すると以下のような特典があります.
- ○充実した内容の学会誌を創刊特別号から入手できます.
- ○メイリングリストに登録され、リアルタイムで学会アナウンスを受けるとともに、様々な人と電子メールで意見交換ができるようになります.
- ○学会主催の各種講演会、サマースクールなどの優先参加、参加費割引があります.
- ○来年度から開催される液晶学会討論会に会員参加費で参加できます.
会費/登録方法
会員募集は6月に開始予定です.会費はそれぞれ以下のようになっています.
正会員 \ 8,000/年
学生会員 \ 3,000/年
入会方法は2nd announcementで詳しくお知らせいたします.
学会設立スケジュール
4月下旬 設立発起人会開催
1st announcement 発行
液晶討論会講演募集案内送付
6月 2nd announcement 発行
日本液晶学会入会申込受付開始
液晶討論会参加申込受付開始
液晶若手研究会講演会参加申込受付開始
9月 液晶若手研究会講演会(9/24)
液晶討論会(9/25-27)
日本液晶学会設立総会(9/25)
日本液晶学会誌創刊号発行